まずは役所で響いた罵声の紹介です。
『アホみたいに税金払ってんだから行政サービスしてくれよ。
くそばか高い住民税払ってんですよ。
言いたくないんですけどもね、しっかりやってくれませんか(怒)まぁ良かったですよ私ねこの地域から離れるんです。あ~良かった~』
その後もぶちぶち文句言いながら窓口に連れていかれてました。あ~良かった~の言い方が気持ち良さそうでした(笑)
時たまこうやってお役所では、手続きの順序がわからなかったり予期しないことが起きたりして不満とストレスから爆発することがあります。
例えば銀行であれば、来たくもない貴重な時間を割いて来店したのに窓口の向こう側で座ったまま対応する姿にイライラしてしまう。普段はこんなにイライラしないのに…。空気を読まない相手に怒りの衝動が湧いてきてしまう。
ストレスの捌け口になってしまっているお役所の気の毒さと
「言いたくないんですけども」
と苦し紛れに放った客の言葉も同じ。
ここまでなら致し方ねぇ、そういう時もあるさと思えたのですが、その後の役所のスタッフがその客の死角で首を振りながらお手上げ。やってらんねーという態度を密かにとったのです。
おいおい。そういうのは思っても態度に表すなよ。両成敗でも良いと思っていましたが、これは明らかに役所が悪い。
大人気ない者同士、よりどっちが大人気なかったのかはっきりしたところで、これだけは言えます。
ずっと仕事してればクレームがあるのも避けて通れません。
最近は、空気を読むだとか感謝の気持ちを伝えるということができないのに、不満は外に伝えてしまいがちですね。信じられないことです。
いつものクレームだ。まぁがんばれと思うだけなら話は終わりだったのですが、最後の最後、やってらんねーを出してしまった、それしきのジェスチャーでも人は外見で判断するものです。例えその客の死角だとしても、当の私がそれを見ている訳ですから、当然程度悪いスタッフだなと思ってしまいました。
あまりにもプライベートで疲れてたり、眠かったり、悩みがあってストレスを抱えていても、仕事でそれを出してしまったらいけません。
出ないように自然と調節して、毅然と振る舞う。頭の中でやってらんねーをもやもやさせても、見た目はごく普通に対処するのが大人だと思っています。
このお客さんには感謝を伝えてもらえなかった。次は、うまく立ち振る舞わなければ…。
またかよ。という繰り返しをしないように理由と対処を考えることを怠らない。あまりにも単調な仕事だとその心を忘れてしまいがちですが、お客さんの仰る通りの部分もあるのです。やってらんねーを深刻に受け止めて頂きたい。
また1つお客さんの信頼を削いだのですから。