どう楽しむか

素敵な発想

やる気スイッチ押してみよう

長男の野球指導において、1番大事なのはやる気スイッチを押してやる事。
親子でこれまでも、できない事を克服してきました。
コマ回し、なわとび、補助輪なし自転車、竹馬…。2,3回やった程度でできるものではない。
コツを教える事でさえ、幼児にはハードルが高いです。
ただ、大人より優れているものがある。
それは昨日できなかったことが突然できるようになる力。
失敗を重ねるだけで良い。

問題は経験させる事にある。

野菜を食べさせる事も同じです。
嫌いと思っていて良い。ただ、どんな味か知ってもらう事で学習はできます。
自分でも気づかぬ内に一瞬で克服する力が大人よりずっと優れてる。

親子で達成できた事が自信になる。
野球をうまくなる確信があるので、私はできないとすぐ止めてしまう長男に、ひたすらノーバンキャッチの指導をしました。
敢えて後ろに逸れた球を取りに行かせません。投げる球が尽きた時に取りに行かせる事を繰り返します。

何度やっても上手くいかない。

そう本人は思ってる。
何度も繰り返す内、グローブで弾くようになりました。
球が尽きた時、私は後ろを振り返るように言いました。

お前、ただ上手くいかないと思ってるなら見てみろ。
今まで、ずっと後ろの方まで走って取りにいかないといけなかったのに、どうだ?
全部すぐ後ろに落ちてるだろ?

これで長男のやる気スイッチは見事押せましたし、表情が変わりました。
今回もできないで終わるという事はないな、って分かってました。

親にとって子供と向き合う時間というのは、めちゃくちゃ必要です。
あるだけ良い。
そして団結して解決していく。
できた絆は信頼に変わります。
仕事や家事疲れで、子供達のグズりを受け止め切れず、つい、ただ怒ってしまいがち。
1回でも克服の味、覚えてしまえばどうかって?

もうできる自信しかないです。