どう楽しむか

素敵な発想

前祝い

海を企画するということ。
初めての海に長男が興奮し、次男はよくわからないながらも、楽しそうなお兄ちゃんを見て喜ぶ。
…。
私は連勤を終えて家に帰るなり、妻に頼まれた郵便物を結局持って帰ってくるという失態を反省しようと試みるも、家族の脳みそは、すっかり海。
お父さんは話を聞く係でした。
聖徳太子能力はないので、しばし空返事。特に妻の話は(爆)

この暑さと疲れ。
にもかかわらず、パラソルを求めてホームセンターに行き、帰りにじゃぶじゃぶ
池で遊ぶ。家に戻ってきたら今度はプールで遊ぶ。海の前日なのに疲れきらないか心配だったのですけど、まぁ最初に落ちたのは私ですよね(笑)

次に起きたのは妻の怒りが頂点に達した23時。興奮冷めやらない子供達が寝る準備を1つもしないため、妻が海に行かない!と言い出し、号泣。
泣けば許してくれるという淡い心が透けて見えてしまった妻はそのまま寝たふりをかんこうしました。
…。
なるほど私の出番だな。
ある程度仮眠?した私は、冷静に前夜の終息をはかる。何と言っても1秒後には寝た方が良い時間だ。いや、それだけ楽しみなのは伝わったがリビングの惨状を見て、そりゃ怒るよってなった訳ですよ。
足の踏み場もない。
何より、子供達は純粋で正直ですからね。お母さんが行かないと言ったら本気で行かないと思う。つまりお片付けの意欲がなくなるって事になってしまったんですね。
…。
そこで、子供達には誠意を見せてもらう勉強をすることになります。

結果的に海に行くっていうことが、良い勉強になりました。
言葉で言っても伝わらない。

誠意とは?

私が子供達に必ず勉強してほしい1つの大きな課題です。

やるべきことをやらずして、相手は動かない。

魅力がない人間に付き合ってくれと言われてもOKしないように。

ところが、これがやると決まった長男のお片付けの采配が素晴らしかった。
次男をコントロールしながら、あるべき場所にしっかり戻すことができてました。
普段仕事をしている私でも、お片付けを日々行っている事が分かったんです。
寝たふりをしている妻もこれには、お片付け完了を待てずに長男を抱きしめにきました。まぁ長男は号泣しますよね。
海に行けなくなったと思った訳ですから。

難しい事は体で覚えさせる。
空返事(反省点)をする私より余程長男をやっていました。

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ただそれだけの一連のできごとが、私にとっては何よりも重要でした。
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もう海に行く前から意義があったって事なんです。

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楽しみにしてくれてありがとう。
私は胸いっぱいです。
最高の前祝い。