咳からの欠伸という不思議な行程を踏む次男が可愛い。
ゲホッゲホッ
おいおい大丈夫か?と背中を軽く叩くと…
ふぁ~
と咳をした口を閉ざさぬまま、欠伸をする。確か長男は、そんなことをしたことがない。
兄弟とは、よく似ているものだ。そっくり。体の大きさが違うだけ。
仕草から何から長男がしたことは、次男もするようになる。
長男が1歳の頃していた事を、次男が目の前でし始めると何だか格別な気持ちです。
それでも、やっぱり少しずつ、どことなく違いが生まれてくる。
次男は長男という身近な教科書から学ぶ事が多い。お兄ちゃんに対する信頼は、物心がついてなくても絶大だと見て分かります。
長男は絵本がそこまで好きじゃありません。
次男は自ら絵本を読み聞かせてと持ってきます。
長男は、薬を飲むことに抵抗がありません。
次男は、薬が大嫌いです。
兄弟喧嘩はお互いに手を抜きません。
おもちゃは、いっぱいあります。
だけど、今まさに遊んでるお兄ちゃんの、もしくは弟のおもちゃで遊ぼうとする。
…。
最近の気掛かりは、幼稚園の送りで中に入ることを拒んで、ごめんなさいと言いながら泣くことらしいです。
誰もが経験する気掛かり。何ならお前もやったよ(笑)って。
そんなことを、気にする前に次男の風邪を気遣え。全く心配ない。
女って皆そうなのかな?しょうもないことで心配する。長男が自分で解決することを堂々と見守って欲しい。
できることはない。
あるとするなら、『心配』をするな。
親の感情は子供に伝染する。
…。
笑っていられることは、幸福だけど。
辛い経験も幸福になる伏線みたいなもの。
親の手を少しずつ離れていくのは、ちょっぴり寂しいことかもしれないけど、命の危険がない限り心配するのは、度が過ぎてる。
私の言うことが冷たいと思うかもしれない、やり過ぎることもあるかもしれない。全て愛情の裏返しです。
大切な時期に大切な事を学んでもらう。
何も心配することなんてない。