どう楽しむか

素敵な発想

父親3年間の思い

父親になって3年になります。
あっという間です。
とにかく1日中やることがある。
自分だけの時間なんて、束の間。
作り出すには、休み時間を削らなければならない。
公衆の面前で、口を開けて寝てたり、いびきかいてたり(意識ないけど)してたって、構うもんか。やりたくてやってるつもりはない。そうなってしまうんです。
一刻もはやくこの忙しさから開放されたいと思ったら、何事も率先してやること以外にない。ということは、いつものことからプラスαが求められて、その分の体力を要するということ。


会社にいても家にいても、私はやるなと言われたって何度もやる。
それは一途に、やれるようになりたいから。
やるなというのは、できないからですからね。
いつまでも、その状態で留まっている訳にはいかない。

そんな調子で、やり続けると
例えば仕事なら

お前何やってんだよ。

から

お前そーじゃねーよ。

ってなって

お前あれ用意したのか?


やっていいことになってるし。

家ならば、

うかいつも怒ってるけど、私がやれば良いことだったね。

とか

それは、こうやるんだよ?

…。
私が望んだ答えは、1回や2回じゃ出てきゃしない。何なら100回やってもできない。いまだにできないことだって山程あります。

筋金入りの不器用さで生きてきました。

父親になって3年。

培ったこれまでの能力を持ってしても、父親という職業は最初からやり直し、赤ちゃんに舞い戻ってしまいます。

思わず頭が白くなるのです。
え?何からすれば?

だから同じ。
何度もやる。
失敗して失敗して。
これまで感じたストレスを大きく上回りました(笑)

今までの経験値が役に立たない。

自分に対する苛立ちと、相手に不満を言われる苛立ちと重なってよく喧嘩しました。

軽い自信喪失。
男だからそこは、プライドがあります。
威厳を取り戻したい。
その一心で、全部やってやる。
しかも上手にやってやる。
何なら愛嬌なんて見せちゃったりする余裕も忘れない。
でも内心は汗だく(笑)
そこまで、できなきゃ。
父親成り立ての私なんかは、上司と妻の度重なる容赦ない指摘によって随分精神状態が悪かったです。不安定も良いとこ。
こりゃ、うまくやらなきゃそりゃ離婚もする。そう思いました。

男は、凝り固まるから。
意地っ張りで頑固で、なかなか根本を変えられない。
それを、耕されたらもう人格否定されてるみたいで。
結婚して気づく。
男と女の特性は、全く違うから。
それぞれの能力を生かすには、一度耕された方が良い。
地ならしして、もう一度踏み固める。
同僚でも、パートナーでも。
この作業で、断念するものがいても不思議じゃない。
一度植え替えたら枯れてしまうことだってあるんですから。

だから、歩み寄らなきゃ。
女性はあまり知らないとは思いますが
小便器には、ご丁寧に『もう一歩前に』

だとか

お前のジョンはそんなに大きくない

とか注意書きがあるんですよ。
その人の気持ちに寄らないと駄目なんです。
そこまでしなきゃ、結局人の思うところなんて分かりっこない。
自分の気持ちを理解してくれなくて困るのは、相手も同じ。
仲良くなると心の声(本音)が聞けます。
驚くほど思っていたことと違います。

結局自分と他人は違うのです。

本当のところを知るために、どこまでも掘り下げていく。

私には心のシャッターというものが、よくわからない。
嫌いだから相手にしたくないって、子供?
人間は、いつから協力して生きなくなったの?意味がわからないのです。
人のあからさまな心のシャッターが閉じた瞬間を目の当たりにしてきました。

余計に大変で、余計に面倒なのに。

一度逃げたら逃げっぱなし。
状況は変わらない。
うぜーってなってる表情や態度を見て、第3者の気持ちも考えて欲しいってなります。
うんざりする。
うまくやれって。
関わる人間全てに迷惑がかかってることを知らない。

上司が大声で誰かを叱ってるのを見たことはありませんか?

あんなので例えば

うわーめっちゃ怒られてる。かわいそう…。

とか思ってんだったら勘違いも良いとこですよ?

上司はお前に言ってんじゃねー。

お前『ら』に言ってるんだからな。

お前が教えなくて、お前がフォローしなくて、お前が好き勝手やってて、お前が…。
『お前が総攻撃的叱り』ってやつ(今考えました)。
単に部下一人を叱ることに大声を出す必要はないんですよ。
そんなことは上司もわかってる。
関係ない振りしてるそこのお前にも聞こえるように言ってるんですから。

私は、そのポジションに収まる前に出きる限り多くの人間の信頼を築いておきます。そこからの総攻撃の方がすごい影響あるので。

父親力みがきます。

 

…。
最後に。
一番今たまらないネタを。

長男君、君はいくつになったんですか?

 

しゃんしゃーい♪