どう楽しむか

素敵な発想

渋滞吸収運転

渋滞の最後尾に突撃せずに、ゆっくり車間を詰めてなるべく止まらないで走行する。

渋滞発生の瞬間をとらえた貴重な映像というものがあったので拝見してきました。

渋滞吸収運転なんて言ってるけど、穏やかな運転をしていれば、初心者でもない限り私は皆できると思っています。
ただ疲労やストレス、焦り等から判断を見誤ってしまう。
車を運転する技術は、日頃の自己管理ができて初めて生かせる。
運転操作に負の感情がこもってしまっては安全運転はできない。
事故を起こさない運転は、何もぶつからなければ良いという訳ではなく、危うくない運転。起きるかも知れない事故を未然に防ぐ『かもしれない運転』が鍵をにぎってます。
運転に限らず、スポーツ選手なんていつも最高のパフォーマンスを出すために入念な準備をしますよね?
運転も同じ。
いかに体力、精神力が高い状態で運転に望むかってこと。
人間の感情は色んなところで爆発するけど、ハンドルを握っても同じ。
時間が差し迫っていたり、他のことを考えてたりします。

渋滞吸収運転をするドライバーが1台近くにいるだけでも、走りやすさが違います。走りやすいということは、ストレスを感じにくく危険を知らせてもくれるので安全行動が取りやすいのです。
車間が詰まれば何となく減速しているし、先が渋滞していれば早めにハザードを点滅させる。ブレーキを最大限生かすために断続ブレーキを行う。また断続ブレーキは後続に減速していることをアピールしやすいのでハザードと共に実行するのは非常に効果があります。
他にもベーパーロック現象を抑える効果もあるのですが割愛。

車を扱う人が、皆ペースを守り気配りするのはなかなか難しい。だから事故は減らない。
日本全国の道路の中心に、もし渋滞吸収運転をする車が入れば事故は減るかもしれません。
どんな状況にも対応するために、ルールを守って走ることが車を運転する全ての人を目的地に到着させます。

余談ですが、運転技術は意外と異性に性格を知られる重要な材料になっています。いかに同乗者に安心を与えられるか。私自身もいつも考えながら運転しています。

最高のパフォーマンスは、最高の準備から。
基本は、『かもしれない運転』。


帰路に着いて、温かいご飯食べましょ