どう楽しむか

素敵な発想

気づかいに気づかない

 

私は、筋金入りの不器用なやつです。
集中力もありません。
身の回りのもので手先をつかうものは、妻に丸投げしがちです。
物を元の場所に戻せません。

そういう生き方に慣れてしまうと困ったことがあります。

人が良かれと思ってしてくれたことに、気づかないのです。

お前、せっかくやってやったのに…。

とにかく丁寧な仕事をぶち壊しにする。
永遠の悩みです。
まず、自分がそんな丁寧な仕事ができないので、形をみても何も気づかないのです。意味がわかってないのです。
わかったところで同じようにはできません。
正しく作業をする人に教わったとしても、100回やって進歩が見られない程です。
なので、聞いてすぐできてしまう人に憧れます。
私なんかは、そもそも内容を誤解してるところから始まりますし。

あーそういうことか。

 どういうことだったんだよ。

という繰り返しの人生。
仕方のない大人。しょーもな。
それでも、生きてくにはやることやるしかない。やれてなくても。
優しさがないと言われる始末です。
へっしだから仕方ない。

実はものすごい気にしています。
残念に思われてしまっていることに。
笑い事ではないということを誰よりも理解してます。でもできない。
段々、意固地になる。
できなくて何が悪いんだ?
いや悪いよ。よくわかってます。

私のような人は、体力配分も下手。
おかげで子供にやられています。
何とかして身のこなしを覚えなくては。
今更、普通の生き方をする。ただそれだけのことができない。

そういえば子供のために、箸の正しい持ち方を勉強しています。
30余年の月日はだてじゃない。
指がつりそうです。力が入りません。
こんな事でも第一歩だな。
やれることからやっていきます。