喜怒哀楽の中でも怒りというのは原動力に変えやすいガソリンみたいなもの。
歯向かってる暇があるなら一刻も惜しまず働く。働いて偉くなれば歯向うどころか指摘し放題ですから。
会社で突っ込みどころ満載の仕事の流れを変えたいと思っていた時のこと。
指摘する立場ではないので難しいな。でも私は仕事ができるようになってから文句つけてやろうと思ってたんです。
経験上、上司になってから頭にくる指摘の理由を知ることが多いというのもあって黙って仕事をする日々。
と思っていたところ入社仕立ての新米が堂々と私が思っていたことを指摘したんです。思わず笑ってしまいました。
私「前からずっと思ってたことを言うなよ!(笑怒)」
周囲が一斉に笑いだしました。
それから少し誠意を見せてくれるようになったというお話でした。結果的には良かったですが(言っちまったもんは仕方ない)、咄嗟の突っ込みを入れた私のアシストとその後の周囲の喝采がなければ相手にもされなかったでしょう。
指摘するには、タイミングとそれぞれのキャラを理解してることが望ましいんです(もちろん一通り仕事をできないといけません)。そうでないとわかったような口聞くな!となりますからね。
ずっと言われたことに頭にきて怒って怒って我慢して我慢して…繰り返したら爆発してしまうんです。
怒っても何も変わらないというのにです。
自分の中でストレスを消化する苦労より、溜まることの方が多いという事実。
『消化<溜まる』という式が成り立つなら、『消化>溜まる』という風に抑えられる考え方を持たなければいけません。
そのためにストレスは発散するんじゃない。燃やせ。
あー!指摘したい。
突っ込み入れたい。
要領が悪いなー。
何でも良いのですが、そう考えている間にそれがストレスになってしまうなら、他で発散してしまうのが人間です。
人はストレスの捌け口をいくつも持っていますが、残念なことに発散のために行うこと全て、いずれ賄いきれなくなります。数が多かろうが質が良かろうが関係ありません。
相手がおかしいのに私がおかしいとされる筋合いはない!
一歩外出れば、人は何かにイライラしてますもん。そんな困難に思うことばかりなのに、食ってくために毎日働いているんですよ?
いつもの日常を過ごすなら、イライラするよりニコニコしてたい。
ストレスを感じて損しないために理解しないといけないこととして…
ストレスを感じるタイミングを掴む。
そのタイミングでストレスを回避する術を知る。
ストレスに感じるのではなくガソリンに変えて仕事をする。
嫌なことを言われたと思ったら、エネルギーを充填してくれているという発想。
発散するのではなく燃やして消化するのです。一日で作成されたストレスはその日のうちに燃やしてしまいましょう。
一日が終わって、鬱憤晴らしに記事を作るようでは大失敗です。
ブログを書く頃には楽しいことや、はまってること等そういった記事などを書くことしか頭にないと思うなら大成功です。
でもそううまくいくもの?
ええうまくいきません(笑)
なので先程の不等式に
『消化+発散>溜まる』
燃やし切れないので発散で調節して、決して溜まる方が大きくならないようにすれば良いのです。
最近の若者は消化の概念がないので、発散で溜まらないようにしてるんです。浅はかなんですよ。ストレスは発散で制圧できません。現実逃避してるだけですもん。
考えないといけません。何でイライラしてるのかを。
それが消化という考え方です。
私は妻を怒らせた時の消火活動についての研究が必要なようです。それはガソリンに変えちゃいけません(笑)
誰か論文でも書いてくれ