どう楽しむか

素敵な発想

私が失神した話

もう10年くらい経つんじゃないでしょうか?
当時アブジムニックっていうエクササイズマシンがありまして、電源を入れると自動で筋肉の収縮運動ができるっていうやつ。
今考えれば自動でマッサージしてくれるという勘違いがあったのですが、これをひどい腰痛に苦しんでいる時に使用したお話です。
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腰痛の痛みにも種類があるのですが、私の場合はヘルニア的要素が強かったことが病院に行った時にわかってます。
気づいた頃には四六時中痛くなってまして、あぐらかいて座る行為なんかは5分が限界でした。
楽な姿勢がない。正直何も楽しくなくなってしまいました。この時期の私はダイアリーを一切更新してません(笑)
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ある日、藁にもすがる想いでした。
アブジムニックです。
不用意でしたけれども、その時の私は痛くて痛くて消えてしまいたかったんですよ。
マッサージしてほしいところにピタリと貼る。スイッチを入れる。
ピ。
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私は食卓テーブルの椅子に座ってスイッチを入れてました。まるで後頭部を突然殴られて意識をなくすがごとく、電気が流れた瞬間の一撃たるや頭が送った信号は昏倒。テーブルにそのまま頭を打ち付けて倒れてしまったんです。
ものの数秒で目が覚めたのですが、ヨダレまで出ており本格的に逝かされました。目を覚まして終わりじゃありません。スイッチを入れたら切らなければ止まりません。しかし、一撃一撃が改心の一撃です。あまりの痛さにスイッチの場所が冷静にとらえらません。死ぬ死ぬあ!死ぬ死ぬ。って感じで。
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冷静さを欠くほどの深刻な状態になるまで徐々に徐々に腰にダメージを負っていたようです。
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病院では診断書と座薬が出るほどのダメージを負っていたようですが、その後少しずつ痛みが緩和していきました。
緩和中に私は腰の労り方を身体で学んだ様でした。自然と快方に向かったのです。一度痛めることで何が腰に負担がかかるかを自然と覚えるなんて自分でも驚いてます。
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人間切羽つまると何しでかすかわかりませんよ(笑)
何事も程々にするために、どこかで発散しないといけないと思います。
そんな事を考えさせる良い教訓になりました。