どう楽しむか

素敵な発想

大人のADHDについて考えるPart3

前回の特徴(part2)を要約してみることにします。
倒置法的指令について。
つまり、わかりました!わかりませんでした!と口に出すとそういうこと。
会話の中で仕事のメインを最初に話されたことで、その後会話が終了していないのにも関わらず、頭の中でメインの仕事をやっており、空返事をしはじめる訳です。これは、1つのことに気が散って他が疎かになってる典型的なパターンです。
上司に叱られている最中に電話が鳴ったり、外で車がクラクションを鳴らしたりするだけでも簡単に気が散ります。
ママが叱ってるのに子供が「ママあれみて」という感じ。
…。
後回しについて。
バカな訳じゃないし、要領が悪い訳でもない。なのに詰めが甘いのです。ドジ。
ADHDも頭ではしっかり仕事の順序を構成することができます。
しかしいざ始めてみると、あ!あれやり忘れた!
…。

妄想について。
想像力が尋常ではありません。
例えば高速道路向かい側で車二台の衝突事故があったとします。
それを横目で見るなり、二台の車の角度や様子から事故の全貌を明らかにしようとします。しかも、隣の人と会話中にそれをやっちゃうんですよ。
もし人の話を聞いてなかったら失礼ですけど、ADHDには集中するほど面白いことをしゃべってくれてないと気が散ってます。従って話の後半ぐらいに我に返って流れからこんな話かと話を繋げようするのが精一杯です。
…。
明日は明日の風が吹く
普通ならストレス解消するためにはめをはずすほど心に傷を負ったとしても、頭の中で気持ちの整理整頓を仕事が終わるまで行うことで解決します。
1日で回復できる反面、その間は気が散ってるということです。
…。
くよくよ期間。
自分を責めて責めて責めまくります。
自分の行いを改める手はずが整ったら期間が終わります。
…。
順応してるように見えることによる自信喪失と悪循環。
お前またかよ!やる気ないんだろ!
というように一生懸命やったとしても伝わらないのがADHDのすごいところ。それこそ丹精込めて愛情込めて血と汗を流しても外からみると冷めています。
そのため、必要以上に労力を使って疲弊し悪い方へ進んでいきます。
…。
ADHDが原因では死なない。超健康という紛れもない事実。なので自分のステータス異常に向き合いません。
毒とか麻痺はまずいけど、バーサクは死なないし~まぁいいんじゃない♪というような。
…。
戦う意外のコマンドに目を向けられるならバーサクじゃありませんからね。
治癒せんといかんのです。
どうすんの?
わかりません。
瞑想して無になるとか…。
ほら確かラピュタを解放するときの呪文…。
カオス!