どう楽しむか

素敵な発想

ズボンベラ

ダメージなパンツやズボンを履く人に対する疑問があります。
戦後、着るものなくて継ぎはぎに着こなしていた、着たくなくても着なければならない服に袖を通して、将来というよりも明日のために働いていた日本が、ついに流行にのせられて、今日わざわざそういう服を着ている。ファッションだということは承知で。
待てよ?
膝の当たりに穴が開いてる事が多いジーンズを履く時に、誤ってその穴に足が引っ掛かり、すっ転んだりしないのだろうか?という疑問がわいたんですよ。
そして、そこに必要なのが靴べらならぬズボンベラである。

…。
私ならまず間違いなく、こういう事故を想定する。だから、当然あると思っていました。ズボンベラ。
…。
大丈夫。グーグル先生も、一致しませんでした。
何それ?もしかして~とも出てこなかった。
まー知恵袋みたら、案の定引っ掛かって穴が大きくなってしまったというものがありました。
まーそれに対する答えでリペア方法とか何だの書いてあった。
リペア(笑)

いつか、金持ちになって立派な服を着てやろう。いやいや先祖の皆さん。
平和になった日本は、売れ残りの恵方巻や鰻を廃棄処分して、わざわざ穴を開けたズボンを履いてますよ。

そもそも、物を大切にしようという選択肢そのものがないから。
何を言ってるのかわからないんです。

もうすぐお彼岸なので祖父母に何か言ってみます。
おじいちゃんおばあちゃん、私は今になって
おじいちゃんが私と将棋を指したがった意味がわかりました。
おばあちゃん、おばあちゃんだけが作れたものや工夫を真面目に聞かなかった自分を今、恥じています。


…。
長男がしっかりとした物を言うようになって、私も妻も
すいません
と平謝りすることが出てきました。
ただ、お父さんの醍醐味はな。
だらしない
とかそういう言葉を聞くと、よりだらしなくて良いかと思ってしまう。
子供達が強くなるほど、そう思う。

もちろん、大切な事を教えてるときは別です。
関心がなくても良い。
子供の反発も、大人が悩むのも必然。
ただ、親が当たり前と思うことをして、
ただ、生きていれば良いんだ。