どう楽しむか

素敵な発想

大人のADHDについて考えるPart2

Attention注意 Deficit欠陥 Hyperactivity多動性 Disorder障害。 前回でのあらすじで
「大人のADHD脳が思う簡潔な大人のADHD」 ということでしたのでざっくりいきます。

気が散りやすく不注意。でもどうしても気が散ってしまう病。

ADHDは「倒置法的指令」が超苦手。
「~しておいてくれたまえ!その時~をくれぐれも忘れないでおいてくれ」
と言われたとする。すると二回目の~は忘れています。

また、「後回し」はADHDにとって日延べも同じです。後に回したら忘れてます。また明日やるかー。

次に「妄想」をすると視野が極端に狭くなり、いつもより2割程のパフォーマンスを出してしまいます。あぶね!冷や冷やしたぜと言ってる時はもうアウトのことが多いです。

唯一の利点は、明日は明日の風が吹きます。昨日の元気のなさはどこへ?私はいつも元気ですが何か?
ADHDは、くよくよする期間が短いです。キャパシティが小さくフル回転させるためには今日の指令を理解しなければならないからです。くよくよしてもしょうがない。…何にくよくよしてましたっけ?

ここまで書いてお気づきでしょうか?
私は、理解してるのにこのようなことで毎日のようにうっかりしてるのです。
これを直すのってそう簡単じゃありません。
厄介なことにこの病気、社会に非常に順応してるように見えてしまうことです。
忘れやすいは、他人からみれば精神の強いタフな人ともとれます。悩みがない、むしろ羨ましく見えます。
あんなしょっちゅうミスしたら普通は落ち込むよ。その通りで心の中では誰よりも苦しんでます。しかし、いつか慣れてしまうとまたやっちゃった…が気薄になってくるのです。
死ぬほどのコンディションではありませんから、まいっかが日常になってしまうんですよね。でもそれって自分の子供に教えられないし、子供はパパがやらないからやらないとなっても叱ることができません。これは偉いこっちゃです。
何とかしたい…。
そこで第1ステップ。
・箇条書きで約束事をメモる。
(例、忘れる前に書く。子供の見本になる等)思い立ったらメモる。
現在は妻にも決めごとや、予定をカレンダーで共有し忘れ防止につなげてます。
でもこれだと、妻抜きではできたことになりませんからね(苦笑)
自分で自分のことが許せなくなることもしょっちゅうで自分にデコピンしたりします。馬鹿じゃないのって。
さわりはこんなものですか…。
次回は書物でも読んでみようかと…(予定は未定)。
今のところ妻があきらめずに怒り狂ってくれるおかげで私は正気でいられます。
いつか今を笑い飛ばしたい。
努力するため日々精進します。