どう楽しむか

素敵な発想

母親の覚悟で知る父親の実感と責任

出産を控えたママの緊張や実際の陣痛の痛みは、パパにはわからない。それは、残念ながら出産に立ち会ったところで痛みを代われないのと同じ。手を握っても腰をマッサージしても、言葉で大丈夫だよ、そばにいるよとか言ったって、何も変わらない。できることって狼狽えることぐらい。
出産前の出来事を思い返してみる。
普通分娩か無痛分娩かで大分話し合った。妻は痛みが恐いから無痛がいいと言っていた。
私は、断固引かず普通をすすめた。痛みの度合いでいったら男では経験のできない痛みだと言うのだから、これからの子育ての大変さを考えて、今、先に辛い経験をさせようと考えたから。一歩強いママになれるたった一度のチャンスだと思ったから。
普通をすすめたことを後悔はしてない。でも、妻がどれだけの覚悟をして出産に望んだかは、連絡がきて病室に着くなり涙した姿をみて初めて理解する。
出産は、お互い成長するチャンスだからと意気込んでも妻ほどの覚悟では望んでない。
現在のところ妻は私の悪い習慣に悩まされており、四六時中怒り散らしてます。
子供が尊敬できるような父親には程遠いようです。
さらに母親の覚悟に見合う父親になることも。